ソーシャルディスタンス

開けっぱなしの引き出しに、立ち上げっぱなしのノートパソコン、いつのものかわからない空き缶。飲みかけのペットボトルはベッドの下で腐っているし、今が真夏ならカビルンルンがルンルンしているのだろう。衣装ケースにはほとんど服が入っていないのに、部屋中に服が散乱している。大事な資料ゾーンと決めた棚はもうぐちゃぐちゃになって、どれが大事な資料なのかわからなくなってしまった。やらなければいけないことはそれなりにあるはずだが、何も手につかないから何もしていない。飯食うとか、Twitterとか、それくらいはしているが。連絡してほしい人は連絡してくれないし、連絡してほしくない人は連絡してくるし。丁寧な生活なんて、心掛けたところで実行できないから全く意味をなさなかった。かなしい。世の中の人間は毎日風呂に入るらしい。1歩も外に出てなくとも。意味がわからない。1日のうちに外に出て、何か汗をかくことや汚れそうなことをした、というならまだわかるが、1歩も外に出ずにゴロゴロしていただけなのにも関わらず風呂に入る。これの意味が私にはわからない。風呂に入れって、私だっていい歳の人間にこんなこと言いたくないのよ!みたいな感じで毎日怒られるけど、言いたくないなら言うなよとしか思えない。私は私の判断で毎日風呂に入る必要はないと思っているから。うるせえよ。もうなにもする気にならない。鬱です。鬱です。鬱です。3鬱です。カッコワラ。私はこんなに、こんな気持ちなのに、開けっ放しの窓が24時間体制で部屋を換気しやがる。おかげさまで部屋の空気だけは、いつでも澄んでいて綺麗だ。私の部屋の癖に。